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港北区 教育

公開日:2025.09.11

食堂一新。美味メニューに生徒 舌鼓
武相中学・高等学校

  • 新設された窓辺のカウンターで食事をする生徒ら

  • 食券を求める長い行列

 仲手原にある武相中学・高等学校(田中徳孝校長)の学生食堂「武相食堂」がリニューアルされ、2学期が始まった9月1日から5日までの5日間、半額ランチの提供が行われた。

 期間中はカレーやラーメンが200円、日替わり定食が300円など、半額メニューが並び、普段食堂を利用していない生徒らも大挙して押し寄せた。武相丼、唐揚げ丼、ポテトの人気が高く、販売開始20分で売り切れ。他のメニューもほどなく予定数を突破した。唐揚げ丼を頬張っていたボクシング部の高1生は、「見た目以上のボリュームがあった。このあとの授業にも、部活にも気合が入る」と喜んでいた。普段は弁当を持参しているという高2生は、「いつもバッグがテキストでいっぱいなので、弁当を持つのが大変だった。ランチが美味しかったので、これからは食堂を活用したい」と話していた。

 2022年に80周年を迎えた同校では、記念事業の一環として、第一グラウンドの人工芝新設とともに、図書館や食堂が入る第三校舎の改修工事が行われた。「時代とともに生徒の食育環境も変えていかないと(田中校長)」と、このほど食堂の運営業者も一新。メニュー数も増やし、テーブルクロスにも学校カラーの紫色を取り入れた。また一人でも利用しやすいよう、窓辺にカウンターテーブルを設置した。今後は食堂前デッキの、屋外テラスとしての活用も検討するという。

 また、半額サービスとともに、10枚集めると特定メニューが1つ無料になるサービスも開始。田中校長は「楽しんで食堂を利用してもらいたいし、家庭の負担を減らすことにもつながる」と意義を話し、「卒業後も良い思い出として残してもらえるよう、今後も注力していく」とした。

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