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港北区 社会

公開日:2026.01.01

工藤交通課長に聞いた

 港北警察署管内での2025年(1月〜12月3日時点)の人身事故件数は513件と、前年同期比で7件減少した。しかし、死亡事故が1件発生するなど予断を許さない状況だ。交通課の工藤誉課長に、事故の特徴と4月から変わる交通ルールについて聞いた。

――管内の事故状況は。

 「人身事故は513件(前年比マイナス7件)で、ほぼ横ばいです。ただ、残念ながら5月に死亡事故が1件発生しました。早朝の環状2号線で、横断中の自転車と直進車が衝突し、ヘルメットを着用していなかった自転車利用者が亡くなりました」

――事故原因の特徴は。

 「『追突』が最多の91件、『出会い頭』が67件です。原因は前方不注意や安全確認の怠りが大半。一時停止の標識がある場所でも止まらない、あるいは止まっても左右をよく見ずに発進して衝突するケースが目立ちます。『来ないだろう』ではなく、常に『来るかもしれない』という意識で運転してください」

――自転車のルールが大きく変わりますね。

 「はい。2026年4月1日から、自転車の交通違反にも『青切符(交通反則通告制度)』が導入されます。16歳以上が対象で、信号無視や一時不停止などが対象となります」

――なぜ「青切符」なのですか。

 「従来の『赤切符』は刑事手続きのため、捜査等の負担が重く、前科がつく恐れもありました。青切符なら、反則金を納めれば刑事手続きは免除されます。手続きの負担や前科のリスクをなくしつつ、違反者に対し実効性のある責任追及が可能になります」

――今後の対策は。

 「取締りの強化だけでなく、教育も重要です。制度導入に伴い、幼児から高齢者まで各ライフステージに合わせた交通安全教育を官民連携で充実させていきます。自転車は便利な乗り物ですが、ルールを守らなければ重大な事故につながります。新たな制度を機に、今一度安全な利用を心がけてください」

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