港北区 人物風土記
公開日:2026.02.12
菊名駅東口地区まちづくり協議会の会長を務める
鈴木 正さん
師岡町在住 77歳
次代へ繋ぐ「安心の道」
○…菊名駅が開業100周年を迎える節目に、東口地区まちづくり協議会の舵取りを担う。かつて自身が足を骨折し、松葉杖で歩いた際に痛感した「かなりデコボコ。誰もが安心して、心地よく歩ける道を作れたら」という思い。具体的な未来図を模索する日々だが、その根底にあるのは、高齢化社会を見据えた「平らな街」への切実な願いだ。関係各所との対話を重ねながら、理想の街の姿を一歩ずつ形にしている。
○…菊名で生まれ育った。当時の駅周辺は平屋が並び、線路沿いには保線区の枕木が積み上げられていた。「その上でよく遊んだよ。電車もまだ2両編成の時代だった」。若かりし頃は「無類の車好き」としてディーラーの整備士を務めた。かつて東名高速でエンジン故障に見舞われた際、冷静に原因を特定し、応急処置を施して窮地を脱したことも。家業を継ぐためハンドルを不動産業に切り替えたが、整備士時代に培った「不調の根源を見極め、最善を尽くす」職人気質の姿勢は、今の地域活動を支える確かな土台となっている。
○…港北区神社氏子総代会の会長も務めるなど、地域の伝統守護者としての顔も持つ。背景にあるのは、かつての菊名にあった「鍵もかけない、隣組のような温かい関係」への愛着。「もちろん今は難しいってわかってるよ」とはにかむが、お囃子の活動などを通じて子どもたちと触れ合う中で、「地域に誇りを持ってほしい」と願う。
○…趣味のドライブも、最近は夜間の運転を控えるなど「引き際」をわきまえる。だが、街づくりに関しては別だ。「未来の若者たちが胸を張れる菊名を」。100周年というバトンを手に、今日も現場を歩き続ける。
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