荏田高校吹奏楽部 表現力で東関東大会へ 県コンクール金賞
川崎市教育文化会館で8月9日、「第63回神奈川県吹奏楽コンクール高等学校の部B部門」が行われ、県立荏田高校吹奏楽部=写真=が金賞を受賞した。
4年ぶりに県代表として選出された同部は、9月13日(土)に茨城県立県民文化センターで開催される東関東吹奏楽コンクール(以下東関東大会)に出場を決めた。代表校は10月に群馬県で行われる全国大会へ進出する。
30人以下のメンバーで演奏されるB部門。金賞受賞校は、出場した全34校中12校で、今年はその全てが県代表として東関東大会へ進んだ。
部長の大倉菜桜子さん(3年)は、「去年は代表に選出されず、悔しかった。今年は絶対東関東大会に進むという強い気持ちをもって皆で練習してきたので、とても嬉しい」と喜びを語った。
当日の演奏曲「組曲『虫』より I、II、IV、Ⅵ」は、今年の5月頃から練習し始めた。昨年からの課題であった表現力を身に付けるため、曲にストーリー性をつけイメージを膨らませる工夫をしたほか、本番を意識したホール練習も積極的に取り入れたという。
安里菜顧問は「東関東大会は高い壁ですが、金賞を目指します。協力して下さった方たちのためにも、納得できる良い演奏ができれば」と期待を寄せた。
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