都筑区 文化
公開日:2015.06.11
仏教資料130点一堂に
歴博で企画展スタート
横浜市歴史博物館(中川中央1の18の1)の企画展「古代の仏教」が始まり、7月5日(日)まで開催されている。
仏教をテーマにした企画展は2008年の「古代のムラの神・仏」以来。今展では、同館を中心に、横浜ユーラシア文化館、(公財)横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センターの所蔵資料約130点を公開している。展示は、I敦煌の仏教絵画、II護国の仏教、IIIムラの仏堂、IV来世を願う、Ⅴ神仏習合と八幡大菩薩で構成。インドで誕生し、6世紀以降、中国から日本へと伝わってきた仏教信仰の広がりを貴重な展示物を通して知ることができる。
主な資料は、市指定文化財の紺紙金字法華経八巻(平安時代)や、法隆寺百万塔(奈良時代)、「The Thousand Buddhas」など。期間中は28日(日)に講演会、13日(土)、20日(土)に研究講座など、関連企画も行われる。
同館の柳沼千枝学芸員は「日本仏教の源流となっている中国仏教の関連資料を紹介しているので、どのように日本に定着してきたか、その経過がわかる企画展です。美しい敦煌の仏教絵画などは目でも楽しむこと出来ると思います」と見どころを話す。
午前9時〜午後5時まで開館(月曜休館)。企画展・一般200円【URL】www.rekihaku.city.yokohama.jp/【電話】045・912・7777。
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