都筑区を拠点に子育ての苦楽を歌と踊りで表現する団体、育児ミュージカル実行委員会(杉本周子代表)の、初の都筑公会堂公演が決まった。現在、11月の本番に向け都筑スポーツセンターなどで準備を着々と進めている。
「(完成度は)6割くらい。これから追い込みをかけて練習していきます」と杉本代表。11月28日(土)公演のミュージカル「まだまだイクミンズ2」は、体験した人なら誰もが共感できる「子育てあるある」を歌と踊りで楽しく表現する。
内容は、ママチャリライダーのブルーやママ友の付き合いをそつなくこなすグリーンなど、育児の役割を色分けし、コミカルに表現した「育児戦隊」のほか、炊事洗濯の動きをソーラン節とミックスした「家事ソーラン」などユニークなものばかり。夫へ感謝の気持ちを表した歌もあり、会場を笑いと感動に包みこむ。
出演者は公募で集まった幼児から50代まで、総勢50人。子育て中の母親やその子どもたちが練習中だ。出演者の1人で、テーマパークで働いていた経験もある三橋まゆみさん(大和市在住)は「家事と育児を大好きなミュージカルとコラボできるのが楽しい。子育てに悩んでいる人の心を軽くするパフォーマンスができたら」と笑顔で話す。
「区内から全国へ」
脚本や振付、音楽はすべてオリジナルで、ミュージカル経験者でもある杉本代表の実体験を基に、10年以上前から温めていたもの。待望の都筑公会堂公演が実現するとあり、2年前の青葉公会堂での初演を進化させた内容に。荏田南在住の杉本代表は「都筑区は子育て世代が多い街。都筑発祥の文化として、全国に発信したい」と期待を寄せる。
公演は12時30分からと、午後3時からの2回。入場料は一律999円。チケット申し込みは杉本代表【電話】045・949・5622。詳細はHP(【URL】http://bwave.biz/ikumins/)。
また、イクミンズ以外のプログラムとして「まわる寿司天国2015」も用意。舞台はとある回転ずし店。個性あふれるネタが、廃棄処分される前に選んでもらえるよう奮闘する約30分のストーリーだ。
今後はPR活動にも注力し、区内のイベントに出演予定。10月18日(日)は市歴史博物館(中川中央)、11月1日(日)はルララ港北(同)で一部披露する。
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