楽器や声楽などのレッスンや個人練習の場として利用されている音楽サロンAria(茅ケ崎中央)で6月3日、同サロン主催のコンサートが開かれ、50人が来場した。
「クラシックを身近で気軽に楽しめるようにしたい」という同サロンの細川良恵代表の思いから、ここでは定期的にコンサートを開催している。チケットを低価格に設定しているほか、地元の高齢者や障害者の招待枠を設け、地域住民が気軽にクラシックを楽しめるよう工夫を凝らしている。
8回目の開催となる今回は、ヨーロッパで活躍する森トリオが登場。ピアニストの森朝(あさ)さん、チェリストの森フォン・シュニッツラー愛喜(あいき)さん姉妹と、愛喜さんの夫でバイオリニストのヴェルナー・フォン・シュニッツラーさんの3人からなる同グループは、ハイドンやシューベルトなどのピアノトリオを中心に演奏した。間近で披露される繊細かつ力強い調べに、来場者は体を揺らしたり目を閉じたりして聞き入っていた。
この日訪れた20代の女性は「3人の息の合った演奏に感動した。奏者と距離が近いので、息遣いや顔の表情もよくわかり楽しめました」と話した。
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