都筑区役所で11月25日、講演会「見て・感じて・考える都筑の中世」が開催された。横浜市歴史博物館と都筑図書館、区役所が主催。
区では現在、2年後の都筑区制25周年に向けて写真や図表などを用いて区史をまとめた「図説 都筑の歴史」の編さん事業が進められている。今回のイベントは、刊行プレ企画として行われたもの。
当日は区民ら約100人が参加。郷土史家の中西望介(もちゆき)さんが講師を務め、鎌倉から戦国時代の都筑の歴史を紹介した。中世の歴史の中で文献は非常に少なく、区内で発掘された板碑(いたび)や五輪塔(ごりんとう)と呼ばれる石造物から当時の住民の暮らしぶりなどを紐解いていった。
参加した川和町在住の石井重光さん(77)は「住んでいる土地の歴史を深く知れてよかった」と話した。
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