ぴあアリーナ 4月25日開業 こけら落としは「ゆず」
首都高みなとみらい出口横、38街区に建設中の音楽専用アリーナ「ぴあアリーナMM」の開業日が、2020年4月25日に決まり、地元横浜出身のアーティスト・ゆずがこけら落とし公演を務めることがわかった。建設するぴあ(株)=本社・東京都渋谷区=が8日、発表した。
同アリーナは、民間企業の単独主導としては、国内初となる1万人規模の音楽アリーナ。長く音楽業界にかかわる同社らしく、「業界ニーズをくみ取りながら、観る側と演じる側の双方にとって、環境を最適化した新しいアリーナ」としている。
施設は地下1階、地上4階で、収容客数は着席時1万200人、立見時1万2284人。建築施工費は総額約100億円。利用は音楽コンサート中心とするが、貸館はスポーツなどジャンルを限定していない。2階には一般利用可能なカフェを併設するなど、公演日以外にも地域から親しまれる施設を目ざすという。
昨年10月には利用申し込みの受付を開始。6月14日には、予告用のWEBサイト(https://pia-arena-mm.jp/)もオープンしている。
誕生公演に「光栄」
こけら落とし公演を務めるのは、地元横浜が生んだ「ゆず」の2人。20年3月〜6月の全国アリーナツアーの中で行われる。開業日4月25日と26日の2公演となる(チケット情報は後日発表)。
ゆずの2人は、地元へのアリーナ誕生を喜びつつ、「僕ら”横浜人”にとって、みなとみらいは横浜の新たな顔としての象徴」とコメント。「思い入れのあるみなとみらいでのこけら落とし公演は、本当に光栄」とした。
管理・運営を担う同社担当者は、「周辺の施設や横浜市などとも連携し、みなとみらい地区のさらなる活性化にも貢献したい」と話している。
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