今年は手持ちの鯉のぼりでこどもの日をそれぞれ楽しんで--。センター南商業地区振興会(金子進会長)が8日、センター南駅近くのすきっぷ広場で子どもたちに鯉のぼりを配布した。手に取った親子に笑顔が広がった。
同振興会では毎年、子どもの日を前に鯉のぼりを同広場に飾るイベントを開いてきたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、昨年に引き続き今年も中止とした。それでも地域の子どもたちの節句を祝おうと、鯉のぼりを無料で配ることを企画。3密状態にならないようにと、事前に告知しない形で200本を無料で配布した。
感染症対策のため、鯉のぼりも事前に消毒。配布の際にはメンバーらが手袋をつけ、受け取る人にも手指消毒の協力を求めるほどの徹底ぶり。同会のメンバーが広場を利用する親子に声をかけると、子どもたちが次々と鯉のぼりを手に取っていた。中には孫へあげようと、シニア世代の人も手に取っていた。
金子会長は「コロナが収束して来年は今まで通り春祭りができることを願っている。安全性を確保しながらできることをやっていくことも大切」などと話した。
4月30日にも同広場で鯉のぼりの無料配布を行う予定という。
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