都田中学校出身の剣道選手、桜井陽奈子さんが大舞台で躍進している。4月17日に東京武道館で行われた国体東京都代表選手選考会で見事に優勝し、6月に予定されている国体関東ブロックの東京都代表チームとして出場する。
桜井さんは父が館長を務める養浩館道場(勝田町)で剣道の道へ。都田中学校では主将として大将を務め、2015年の第45回全国中学校剣道大会では神奈川県勢としては初めての優勝に輝いた。その後、桐蔭学園高校に進学し、現在は明治大学に通う3年生。
今年3月に長野県で行われた、女子剣道の最高峰である全日本女子剣道選手権大会にも東京都代表として出場を果たし、活躍が続いている。
新型コロナウイルスの影響で大学の剣道部が昨年3月から10月まで活動停止になるなど、学生選手にとっては厳しい環境の中、リモート授業の合間を縫って出身道場である養浩館道場に連日通っていたという。
「大学で全く稽古ができない中、養浩館道場で地道に続けた自主稽古の成果が出たと思う」と桜井さん。
父の桜井裕介館長は「この1年あまり、友人からの食事の誘いも断り、成人式の参加すら自粛しながら剣道に集中して頑張っていた。その姿勢に感心した」と話す。
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