荏田南小学校PTAが編集した広報紙「スクラム」が、このほど発表された2020年度横浜市PTA広報紙コンクールで神奈川新聞社会長賞を受賞した。広報委員の氏家泰子委員長は「コロナ禍で学校の様子が見えないなか、先生の取り組みや学校生活について紹介した内容が評価されたのでは」と話した。
同コンクールは、横浜市PTA連絡協議会が主催。同協議会に加盟する小学校、中学校、高等学校、特別支援学校のPTAが発行する広報紙を対象に、積極的な企画性やアイデアが見られるか、会員が関心をもって読む内容かなどを項目に審査。今回は57校が応募し、同小の他、広報委員長賞奨励賞1校、会長賞が10校、奨励賞が8校受賞した。
「学校の今、伝えたい」
例年は20人の委員が編集する広報紙だが、コロナの影響でPTA活動が縮小され、昨年は2人で特別号を含む5号を発行。例年は学校行事などを紹介していたが、コロナで中止が相次いだ。
氏家さんは「学校に入れる保護者が制限され不安の声を耳にしていた。子どもは学校で優しく支えられていることを伝えたい」と”先生や子ども達を囲む地域の人の温かさ”をテーマに学校生活や地域とのふれあいを伝えた。副委員長の堀越愛実さんは「コロナ禍での学校の様子を肌で感じられ貴重な経験になった」と話した。
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