都筑区 社会
公開日:2022.03.24
コロナ禍で卒業式
区内の幼稚園や小学校など
卒業シーズンを迎え、都筑区内各地で卒業式、卒園式が開かれた。子どもたちがコロナ禍で多くの時間を過ごした学び舎を巣立った。
教員も目頭熱く
川和町の都筑ヶ丘幼稚園(柏木照正園長)で12日、卒園式が行われた。
卒園証書の授与では、一人ひとりの名前が読み上げられ、園児たちが「はいっ」と大きな声で答えた。このほか、式では歌で園児たちの巣立ちを祝福。年長クラスを担当した教員に園児たちからのメッセージが読み上げられると、教員たちがハンカチで目頭を押さえる場面もあった。
柏木園長は「みんなが立派な年長さんになって嬉しい。安心して小学校に送ることが出来る。友達をたくさん作って毎日楽しく小学校に通ってほしい。先生たちはみんなのことをずっと応援しています」と送り出した。
巨大な卒業証書も
市立茅ケ崎台小学校では18日、卒業式が行われた。「コロナ禍で卒業する子どもたちに何かできないか」と、同校お父さん協力隊が手作りの記念撮影フォトフレームを設置し、子どもたちの門出を祝った。フォトフレームは卒業証書に模したタペストリーで、協力隊のメンバーと親交のある第一フォームと善友印刷の協力で作製したという。
卒業式後に卒業生や家族らが次々と並び、行列ができるほどの盛況ぶり。家族と撮影したり、友達同士で撮影したりと思い思いに楽しんだ。
同協力隊の隊長を2年間務め、今年の卒業生の父親でもある山崎貴仁さんは「卒業は人生の門出であり、大切なこと。そこで思い出づくりができたことは本当によかった」と話した。
地域をあげて花道
都田西小学校のPTAメンバーらが始めた「花道づくり」が広がった。今年度の卒業式があった18日には茅ケ崎台小学校、勝田小学校、荏田南小学校、山田小学校、北山田小学校、都田西小学校の6校のPTAのメンバーらが中心となり、実施した。
午前8時、保護者らが各地の通学路で「卒業おめでとう」などと書かれたボードを掲げたり、手をふったりと卒業式に向かう卒業生を見送った。
この企画に携わった都田西小学校の元PTA副会長の河西智美さんは「PTA会長同士が情報を共有し、学校と保護者の協力を得ることができた。コロナ禍で始まった企画が卒業生におめでとうを届ける機会に育っていくと嬉しい」と話す。
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