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都筑区 社会

公開日:2022.12.15

刃物襲撃に備え訓練
地下鉄職員らが参加

  • 訓練する職員

 市営地下鉄職員を対象にした刃物事案対応訓練が11月28日から3日間にわたって都筑警察署の道場で行われた。

 列車内の刃物襲撃事案が相次いだことを受け、昨年から同署が独自で行っているもの。市交通局では市営地下鉄全駅に防護盾を配備しているが、「盾の有効な使い方が分からない」といった声が同署に多く寄せられていたという。

 この訓練には市営地下鉄職員が34人参加。駅構内や車内で刃物を所持している人と対峙した場合を想定した訓練では、警察官が到着するまでの間、防護盾を活用して乗客や職員自身の安全を確保する方法を実践を交えて確認。また酔っ払いからの暴力から安全を確保するための対応も学んだ。

 参加した職員の一人はは「実際に盾を持って指導を受けながら動いたので活用方法が良く理解できた。盾の有効な使用ポイントを知って活用するのと、何も知らないで活用するのではその効果に大きな差が出ると思った」と訓練を振り返った。

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