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都筑区 社会

公開日:2023.02.16

北山田eni-si
地域連携で「炊き肉」
専用鍋で新メニュー

  • 平林さん(左)と近藤さん

  • 「名人和牛」が堪能できる

 焼肉でもなく、すき焼きでもない--。北山田の飲食店「焼き鳥・串揚げeni-si」で提供中の鍋料理「炊き肉」が話題を呼んでいる。

 コロナ禍で店の自粛営業が続くなか「経営のため、そして地域を盛り上げるためにも何か新しいことを」と考えていた同店オーナーの平林隆義さん。そこで新メニューとして昨年から提供を始めたのが「炊き肉」。中心がくぼんだ専用の鍋を使い、縁に敷き詰めた肉や野菜を中央に崩し入れながら炊いて食べる鹿児島発祥の鍋料理だ。

 平林さんからの要望を受け、鍋を特注で製造したのが、大熊町で精密機械部品などの製作を行う(株)ミカワ精機(近藤芳正代表)。試作を重ね直径35cmの円形の鍋を完成させた。近藤さんは「形になったことが本当にうれしい」と話す。

 使用する肉は国産黒毛和牛の加工・販売を行う(株)SPECK(大丸/竹内正一社長)が卸す「名人和牛」。産地にかかわらず餌と管理を統一して生産され、オレイン酸含有量の高さと風味の豊かさが特徴だ。

 この「炊き肉」を関東圏で提供している店はごく僅かということもあり、リピーターが続出。今では同店の看板メニューになったという。

 平林さんは「地元の皆さんと力を合わせ、想像以上のものが出来た。自信をもってお勧めしたい」と話した。価格は1人前2500円〜(税込・2人前から)。問合せは同店(【電話】045・620・5889)。

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