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都筑区 社会

公開日:2023.03.02

HIGENOPANYA
「本格」ドイツパン開発へ
企業と連携、販売目指す

  • パンを試食する参加者

  • 試作段階のドイツパン

 HIGENO PANYA北のぱん焼小屋(中川中央)が、ドイツパンの開発を通して企業や地域との交流を行っている。

 自動車機器の開発などを手掛けるドイツの企業、ボッシュ株式会社が来年度、都筑区内への本社移転が決定したことをきっかけに、同店が本格的なドイツパンの開発を決意。地域関係者の協力を受け同社との連携が決まった。

 「ドイツパンの開発は長年の夢でもあった。やるなら本物をつくろうと思った」と話すのは同店のオーナー、横澤公さん。製粉メーカーの研究開発員による講習会などを実施し、本場の味を追求してきた。

 2月22日には同社の社員や東京・横浜独逸学園の教員、地域住民らを招いた試食会を同店内で行った。ドイツパンを試食した参加者は「本場のものと遜色ない美味しさ」「購入場所にいつも困っていた。早く販売してほしい」といった賞賛の声や「何日もしっとりとした食感が楽しめたらいい」といったアドバイスを送った。

 今後はこうした意見を取り入れながら「安定して作れる水準にもっていく」という横澤さん。同社の移転時期を目安に販売したい考えだという。

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