都筑区 スポーツ
公開日:2023.09.21
走るだけでなく清掃も
横浜都筑ACの恩返し
毎月第1日曜日の朝、徳生公園=南山田=ではランニングウェアの人たちがごみ拾いをしている。清掃しているのは、都筑区のランニングクラブ「横浜都筑AC」のメンバーだ。
「(集団で走ると)公園の利用者の邪魔になることもある。迷惑をかけているので、清掃活動で少しでも役にたてば」――。そんな思いで活動を始め、5年目を迎えた。きっかけは、秋田雅彦会長が自治会での清掃活動にヒントを得て、都筑ACでもできないかと提案したことだった。今では恒例行事として定着。毎回、15〜20人が練習の30分前に集合し、公園愛護会から借りた道具を使ってごみを拾う。「宝探しみたいで、面白いんですよ」と秋田会長。公園の利用者からの「ご苦労さま」などの労いの声が力になる。45㍑のゴミ袋2〜3袋がいっぱいになるという。
都筑ACには30代から80代までの約70人が在籍。経験者は1割程度で、ほとんどが初心者だ。秋田会長自身も46歳の時、健康診断の複数の項目で基準値をクリアできず、「食事制限をするよりは...」と走り始めた。結果、半年で体重は10kg減。そんな中、知人に誘われ都筑ACに入った。「入会しなければ、また元の体形に戻っていたはず。今まで続けられたのは、クラブのおかげ」と笑う。
入会してよかったと思うのは、普段の生活では知り合う機会のない異業種の人たちと交流し、世界が広がったこと。「ランニングをツールにして仲間ができた」と充実した表情を見せた。
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