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都筑区 社会

公開日:2025.07.10

目と指で学ぶ共生社会
地元財団が上映会企画

  • 船川選手を交えて行われた手話講座

  • 上映後に登壇した映画出演者ら

 一般財団法人よこはまクリエイティブ財団(本部・都筑区/石野恵子代表理事)が7月4日、ボッシュホールで「デフレスリング選手と学ぶ!映画と手話講座」を開催した。

 同財団は、2018年に設立。横浜を拠点に文化芸術を中心に多様性を認め、共生社会の実現を目指し活動を続けている。今年5月に開催された横浜国際映画祭のプロデュースなどを手掛けている。

 石野さんによると、同映画祭で評判だった聴者とろう者が共に映画を作る内容の『なっちゃん、オールアップです!』の再映を望む声が多かったことから、ボッシュホールでの特別上映会を企画。同財団のボランティア団体・パラスポーツ実行委員会が上映会に合わせて手話講座も実施。11月に東京で開催されるデフリンピックで、レスリング日本代表候補に選ばれている船川真央選手を招き、映画の上映前に同ホールのギャラリーでデフリンピックのPRと合わせて行った。

 講座には、ろう者や上映会参加者のほか、同実行委員会から招待された牛久保東町内会子ども会の子どもたちなど40人以上が参加。船川選手との質疑応答や「頑張れ」「デフリンピック」などを手話で表現する方法などを学んだ。

 映画上映後は、作品の主題歌を歌った室田夏海さんが主題歌の『遠くなってく』を披露。主演も務めた監督の早樋哲さんや小松美桜さんら出演者が登壇。手話通訳を交えながら、撮影の裏話などを披露した。

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