都筑区 社会
公開日:2025.08.21
茅ケ崎南第一自治会
備蓄庫でさつまいも開花
「幸運の花」に驚きの声
茅ケ崎南第一自治会(新井重太会長)の備蓄庫で栽培しているさつまいもの花が開花した=写真。
約600世帯が加入する同自治会では毎年、備蓄庫でさつまいもやトマト、なすなどを栽培。「災害時などに備え、地域住民に備蓄庫の存在を知ってもらおう」と、11月にはさつまいも堀りのイベントを行っている。新井さんによると「毎回、コンビニのビニール袋いっぱいに詰めて帰れるくらいに豊作」と話す。
さつまいもの花は、気温や日照時間などの条件が揃わないと咲かず、日本の環境では咲きづらいと言われている。新井さんは「知り合いの農家に話したら驚いていた。100年に1度で滅多に見られない『幸運の花』とも言われているらしい」と目を丸くした。
開花を確認した日は、その珍しさから自治会員らで記念撮影。ただ「ちゃんと実がなるだろうか」と、不安の声も挙がっているという。新井さんは「きちんと実がなり、収穫できることを祈るばかり」と話した。
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