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都筑区 社会

公開日:2025.08.21

戦死者弔い、平和祈る
清林寺で慰霊祭

  • 記念碑と平和の鐘の前で平和を祈る参列者ら

  • 記念碑に手を合わせる参列者

 中川地区遺族会と旧中川村(現在の南山田、北山田、東山田、勝田、牛久保、大棚、中川、茅ケ崎)の住民らが8月13日、大棚町の清林寺で慰霊祭を行った。

 清林寺には、日露戦争記念碑と平和の鐘が設置されており、毎年この日に戦争で亡くなった人々を弔い、その功績や遺徳を讃え、不戦の誓いを後世に伝えるため慰霊祭を行っている。

 慰霊祭には16人が参列。記念碑と平和の鐘に向けて手を合わせ、戦死・戦病者を弔い、平和を祈った。

慰霊塔を撤去

 清林寺には、高さ12mにも及ぶ慰霊塔が立っていたが、管理責任所在が不明だったことや耐震面などの影響を考え、今年3月に解体・撤去された。解体後、塔に据え付けられていた平和の鐘は、都筑区連合町内会自治会の会長で勝田茅ケ崎連合町内会会長の吉野富雄さんが一時的に保管していたが、このほど記念碑の横に設置された。

 吉野さんは「塔はなくなったが、今後も慰霊祭は続けていきたい」と参加者に語り掛けた。

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