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都筑区 社会

公開日:2025.09.09

横浜市へのふるさと納税で相鉄駅長体験ツアー 返礼品に新メニュー

  • ホームでの体験も(横浜市提供)

 横浜市のふるさと納税の返礼品として、相模鉄道株式会社が駅長の仕事を体験できるツアーを企画し、9月3日から申し込みを受け付けている。

 ツアーは11月24日に星川駅=保土ケ谷区=で行われる。参加者は駅係員の朝礼から始まり、硬券入場券に日付を押印する作業、改札スタンパー体験、多機能機による運賃検索などの窓口改札業務を体験できる。さらに駅設置のマジックハンドを使った落とし物の拾得体験や構内放送、手旗による合図などのホーム担当業務も行う。

 午前の部(午前10時〜正午ごろ)と午後の部(午後1時30分〜3時30分ごろ)の2回開催され、各回4人ずつの計8人限定。

 寄付金額は4万円。返礼品を受け取れるのは横浜市外在住者。申し込みは「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」「ふるなび」「さとふる」「JRE MALL ふるさと納税」のふるさと納税ポータルサイトから行う。市財源確保課は「相模鉄道の魅力がたっぷり詰まった貴重な体験をふるさと納税で楽しんでほしい」と呼びかける。

年間受入額35億円目標

 横浜市は、ふるさと納税による市税流出が以前から課題になっている。

 2024年度は横浜市の寄付受入額が約29億円だったのに対し、税減収額は約298億円。このうち約75%は地方交付税で補塡されるが、影響は大きい。

 税収確保向け、市は新たな返礼品を追加したり、寄付の使い道や事業紹介に焦点を当てた独自サイトを開設するなどしている。25年度の受入額目標を35億円に設定しており、同課は「年末にかけて納税が増える傾向にあるので、取り組みを進めたい」としている。

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