都筑区 社会
公開日:2025.10.23
元気づくりステーション
住民同士で楽しく協力
介護・フレイル予防など
元気づくりステーションは、高齢者が住み慣れた場所で人とつながりながら健康で生きがいのある活動的な生活を送ることができる活動場所のことで、横浜市が独自に進めている地域づくり型介護予防事業の一環。参加者が主体となり、転倒予防体操や脳トレ、ウォーキングなど介護予防に資するさまざまな活動を自主的に行っている。
ステーションの一つ「おれんじポコ福祉会」は、しいのき台ハイツに住む住人が立ち上げたボランティア団体。今年で設立15年目。現在はポールウォーキングとフレイル予防体操をそれぞれ月2回ずつ行っているほか年に1、2度外部講師を招いて特別講座を開催している。10月16日には官足法指導員の渡辺和江さんを講師に招き、「官足法」という脚もみ健康法の体験を行った。当日は15人程度の募集に17人が参加。足裏や脚部のつぼを押す専用のマットや器具を使い老廃物を体外に排出する体験をした。
同会の活動に初めて参加したという70代の女性2人は「身体の血の巡りが良くなったのを実感できた」と喜んだ。
課題は男性の参加
活動の内容はメンバーで決める。現代表の一居正文さんは「普段と違う内容だったので反応は良かった」と喜んだ。ただ高齢化もあり発足当初20人いたボランティアメンバーは4人まで減少。コミュニティのため「もう少し男性の参加を促したい」と課題を語った。
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