横浜システム工学院専門学校(杉山勝巳学院長)のマイコン・ロボット科の1、2年生=写真=が、12月23日に開催されたロボットコンテストに出場。昨年に続き総合優勝を果たし、2連覇を達成した。
同校が出場したのは、「第20回全国専門学校ロボット競技会 スチールファイト」。4部門に13校、65チームが参加した。
同校は、ロボットの走行する速さを競う「自律型ロボット ソフトウェア部門」へ4チーム、ロボットの性能やアイデア力を競う「二足歩行ロボット競技」に2チームが出場。自律型は全20チーム中、同校が1、2、3位を独占、二足歩行では3位に入った。
代表の鎌田真人さん(1年)は、「優勝できて嬉しい」と笑顔を見せる。どうすれば早く走るかなどアイデアを出し合い、共有していたという。カーブを最短距離で走れるような工夫や、想定されるアクシデントを洗い出して対策を考えるなど、「勝てる走り方」と全員で研究した。
競技に出場しなかった1年生は、ロボットのモーターの点検や、他校の様子を見て気付いたことをまとめるなど、全面的に出場者をサポート。鎌田さんは「ビデオを撮影して走り方をチェックし、改善点を指摘してくれたり、他チームのタイムなどデータを記録してくれたりと、本当に心強かった。みんなで必死に頑張った結果だと思う」と振り返る。昨年大会に出場した2年生も、夜中まで残ってアドバイスをくれたという。
鎌田さんは「先輩から受け継いだことを、今度は自分たちが新1年生に伝えたい」と話している。
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