12月23日から27日に北海道釧路市で行われた第20回全国小学生バドミントン選手権大会で、小野泰平君(9)=東希望が丘小3年=と末永逸貴君(9)=善部小3年=が男子ダブルス4年生以下に初出場。同部門唯一の3年ペアながら、3位入賞を果たした。
神奈川県の学年別ランキングでは1位の小野君と、3位の末永君。10月の関東地区予選会をオールストレート勝ちで制し、全国に挑んだ。今大会を振り返り、「打っても拾われる。全国(の選手)は強かった」と口を揃える。
同部門では全国34組がトーナメント形式、2セット先取制で対戦。神奈川県からは3組が出場した。初戦のスコアは21―11と21―12、2回戦は21―15と21―17、3回戦は21―14と21―17。3試合続けてストレート勝ちで迎えた、最終日の準決勝。1セット目を19―17とあと一歩のところまで追いつめたが、粘られて20―22で逆転負け。続くセットも15―21で落とし、試合終了となった。
「3回戦まではダメだったけど、最後の試合は(力を)出し切れた」と末永君。「全国の雰囲気は独特。子どもたちも緊張してたはず」と小野君の母親、珠子さん(40)は振り返る。上級生を相手にする本戦で、相手ペアの小柄な選手にショットを集めるなど、作戦を立てながら善戦を続けた。「2人とも派手さはないが確実。(前衛と後衛で回転する)ローテーションができて、狙ったところに打てるのも大きい」と末永君の母親、由美さん(42)は指摘する。
次の舞台は3月の新人戦。県内のライバル、江頭桜空(おうすけ)君が2人の所属するNP神奈川に合流予定ということもあり、気を引き締めている。「シングルで関東ベスト4」(小野君)、「(小野)泰平に勝つ」(末永君)とそれぞれ目標を掲げ、新たなスタートを切る。
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