地域住民らの手作り雑貨販売などを行う「クラフトカフェ」=中希望が丘=で、3階建の和風旅館のドールハウスが展示されている。
作者はさちが丘の鈴木明美さん(53)。手芸などが趣味で、バザーへの出店を機にドールハウスの制作を始め、約30年になるという。今回の作品は幅77cm、高さ67cm、奥行き40cmで、自身最大となるドールハウスだ。玄関や客室、浴場などが細部まで再現されており、障子や扉、棚の引き出しなどは可動する仕組みになっている。
鈴木さんはインターネットでこの和風旅館のドールハウスの販売キットを見つけ、制作を決意。二俣川の理容店で理容師として働いているが、夜の空いた時間で集中して作り、2年半かけて完成させた。ミニチュア世界のドールハウスは1㎜のズレが大きな歪みになるという。そのため、部屋と部屋をくっつける作業に特に苦労したそう。鈴木さんは「細かいところまで動くようにしているので、ぜひいろんな方に見てもらいたい」と話している。
7月末まで展示予定。詳細はクラフトカフェ【電話】045・364・7383へ。
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