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公開日:2014.04.10

鶴ヶ峰交番が建替完了
移転検討も実現に至らず

  • 新しい交番前に立つ地域第一課の警察官

 老朽化により2013年11月から建て替え工事が行われていた、鶴ヶ峰交番(鶴ヶ峰1の1の5)がこのほど完成した。4月1日から新交番での業務が開始。8日には警察関係者や地域住民が参加し、開所式が行われた。

 旧交番が設置されたのは1952年。保土ケ谷警察署鶴ヶ峰警部補派出所としてスタートを切った。その後、72年、旭警察署発足により旭警察署鶴ヶ峰派出所に。94年には、警察法施行令の改正で鶴ヶ峰交番と改称された。今回の建て替えにより、平屋で休憩室も和室だった交番は、2階建てで女性警察官用の休憩室も完備。交番を留守にすることも多く、訪れた人がどのような動きをしているかなどを知るために、今後は防犯カメラも設置する予定だという。旭警察署地域課地域第一課の崎山裕介巡査部長は「地域の方からも、『交番、新しくなってよかったね』と声をかけられることが多い」と話す。

 鶴ヶ峰1・2丁目、鶴ヶ峰本町1・2・3丁目、川島町、西川島町、四季美台を所管区域に定める同交番。現在地に設置された経緯は不明だが、同署地域課の担当者によると、建て替えにあたり駅から徒歩約5分と多少離れていることから、利便性を考慮して鶴ヶ峰駅前に交番を移転させる話もあったという。実際に移転については検討が進み、候補地まではあがったものの、スペースの問題などで、同じ場所での建て替えに決定したという。

地域の防犯拠点に

 同交番には道案内や落し物の相談など、1日平均で約20人が訪れるという。また一般家庭を中心に、商店、会社などへ安全安心を目的とした「巡回連絡」も行う。崎山さんは「地域住民との触れ合いという意味でも、制服を着た警察官が交番にいることの意味は大きい。地域住民が安心して安全に暮らせるように尽力していきたい」と話した。

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