旭区・瀬谷区 スポーツトップニュース
公開日:2025.12.18
瀬谷区スポ協
区民の運動支え半世紀
式典で関係者が節目祝う
20団体が加盟し、区民のスポーツ活動を支える瀬谷区スポーツ協会(澁谷悦旦会長)が今年で発足50周年を迎えた。11月29日には記念式典が開かれ、関係者らが一堂に会して半世紀の節目を祝った。
70人以上が祝福
50周年を祝し、区内阿久和南の飲食店で式典を開催。加盟競技団体や(公財)横浜市スポーツ協会、区役所、区外の関連団体など70人以上の関係者が集まった。
式典当日、澁谷会長は「皆様のお力添えがあり、活動が成り立っている。これからも瀬谷区のスポーツ活動を積極的に進めていきたい」とあいさつ。横浜市スポーツ協会の山口宏会長や瀬谷区の山岸秀之区長などが来賓として祝辞を述べた。特別功労者表彰も行われ、同協会で11年間会長を務めた網代宗四郎さんに表彰状と記念品が贈呈された。
祝宴では、これまでの活動を振り返るスライドショーを見ながら歓談。アトラクションは、机の上でできるテーブルボッチャで、チームに分かれ3対3の試合を行った。白熱した戦いに会場は大いに盛り上がった。
50年の足跡
同協会は「体育振興会」の時代を経て1975年、7団体が加盟する「瀬谷区体育協会」として発足。区民スポーツの健全育成と振興、心の豊かさの醸成などを目的に、さまざまな活動に取り組んできた。2008年からは、幅広い世代が運動を楽しめるよう、スポーツフェスタを開催している。
ほかにも、区内の優秀選手や功労者の表彰式を含む関係者の集いを開き、スポーツを行う人同士の交流の場を設けている。30年以上続く行事で、今後も継続していくという。
21年には「瀬谷区スポーツ協会」に改称。同時に新ロゴマークの制定に取り組み、公募の中から「SEYA SPORT ASSOCIATION」の頭文字(SSA)を組み合わせたデザインが選ばれた。
「つなぐ」を掲げる
23年からは、多様化する時代に対応するべく、障害の有無・年齢・性別・国籍に関わらず、誰もが一緒に参加して楽しめるよう工夫されたインクルーシブ・スポーツ事業に着手。これまでに、ボッチャや競技用車いす体験会、車いすバスケットボールの体験会など、誰もが楽しめる競技の普及と交流に力を入れている。今後は、区内にある4校の支援学校との交流も視野に入れ、活動を進めていくという。
「団体の垣根を越えた交流が今後の課題」と話す同協会の豊田久子副会長。コロナ禍が収束し、交流会を開いているが、各団体の運営が忙しく、親睦の機会がなかなか持てなかったという。「種目に関係なく一丸となり、つながりを深められるような取り組みを考えていきたい」と模索している。
50年の節目を迎え、「共存から共生へ、スポーツで未来へつなぐ」をテーマにさらなる発展を目指す。澁谷会長は「ワンチームになって、健康で明るい社会に向け、スポーツの力で貢献していきたい」と力強く語った。
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