旭消防署都岡消防出張所(今野康弘所長)の都岡特別救助隊が8月29日(土)、兵庫県で開かれる全国消防救助技術大会に初出場する。全国の消防隊員が目指す全国大会。横浜、神奈川の代表として、その舞台に立つ。
市大会、県大会を1位通過し、迎えた7月17日の関東大会。同隊が出場した引揚救助は、地下やマンホールなどでの災害を想定した訓練。5人1組となり2人は空気呼吸器を装着して塔上から塔下へ降下し、要救助者を塔上へ救助する。24チームが出場する中、3位に入賞した。関東の上位7チームが全国に進出するが、神奈川県内では都岡特別救助隊のみ。
これまで関東大会に出場したことはあったが、全国は今回が初めて。指導・監督を行う松本晃隊長は「本当にうれしい。皆意識が高く、訓練に取り組む姿勢が優れている心強いチーム。また、旭消防署のバックアップも大きな支えになった」と喜びを語った。
スピードある正確な動き
松本隊長が率いる同チームは、西田隼人さん、宮坂尚亨さん、長雷士さん、長谷川貴幸さん、木村哲理さんの5人。昨年も同じメンバーで大会に臨んだが、県大会入賞を逃す悔しい結果となった。しかし、隊員らは敗因を話し合い、研究を重ねた。訓練のリーダーを務めた長さんは「一年間の訓練により、スピードのある正確な動きのできるチームになった。全国では自分たちが目標とする動きを目指したい」と意気込みを見せた。今野所長は「全国大会では、満足のいく結果を出してほしい。そして、地域の皆様に元気を与えられれば」とエールを送った。
|
<PR>
旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|