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追分市民の森菜の花 今年は開花見られず 厳寒期発生の病害虫原因か

社会

掲載号:2018年3月15日号

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枯れてしまった菜の花(3月6日撮影)
枯れてしまった菜の花(3月6日撮影)

 毎年この時季に見頃を迎える「追分市民の森」(矢指町)の菜の花が、今年は大部分が開花しない状態になっている。森を管理する北部公園緑地事務所は、寒気の影響による「病害虫が原因」と考えられるという。

 追分市民の森は帷子川の源流域にある森林で、隣接する「矢指市民の森」と一帯で年間を通じ、菜の花やヒマワリ、コスモスなどの四季折々の自然が楽しめる区内の名所。花の種まきや雑草管理などは地元住民による「追分・矢指市民の森愛護会」が行っている。

 同会の関水金作会長は、今年は種まき後の2月上旬頃に「菜の花の発育状態が悪いことが分かった」と明かす。例年通りであれば丈が伸びる時期だが、「場所によっては腐ってしまっており、明らかに花が咲かない状態だった」という。

 正式な調査は行っていないものの、北部公園緑地事務所によると厳寒期の1、2月にアブラナ科で被害が発生しやすい病害虫の「ハクサイダニ」が原因に考えられるという。「今年は大雪も降り、寒さの影響が大きかった」と関水会長。

 また、北部公園緑地事務所の担当者は「今年は市内の他地域でも、菜の花に同様の被害が見られるところがあった」と話す。今後の対策としては、敷地が約1ヘクタールと広大なため、ブルーシートを用いての殺虫方法などは難しいことから、「1年間経過を観察するしかない」と担当者。ハクサイダニは菜の花などのアブラナ科の植物を好むため、ほかの花にも影響を及ぼすか否かは、現時点では不明だという。

イベントは開催

 満開の菜の花は見られないが、今年も同愛護会と下川井町内会は「菜の花を楽しむ会」を3月25日(日)に開催する。10時から14時まで。地場野菜の販売をはじめ、先着500人に甘酒の配布、焼きそばや焼き鳥などの模擬店も出店予定。関水会長は「菜の花は残念な状態だが、日当たりの良い場所では少し楽しめるかもしれないので、ぜひ来場を」と話す。同所へは、相鉄線三ツ境駅より徒歩20分。相鉄バス・神奈中バス(若葉台中央行)「西部病院前」で下車、徒歩7分。

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