鎌倉時代に鶴ヶ峰付近で討ち死にしたとされる、旭区ゆかりの武将・畠山重忠の命日である6月22日、恒例の慰霊祭が薬王寺(鶴ヶ峰本町)で開かれた。主催は旭区観光協会(佐々木明男会長)。
区内にゆかりのある史跡も多数残る重忠は、今年で没後813年。慰霊祭は毎年命日に合わせて行われており、今年も関係者をはじめ、地域住民、区内選出議員など約70人が参列した。
開式すると、同寺の喜田孝彦(こうげん)住職をはじめとした保土ヶ谷・旭区仏教会の住職たちが読経し、参列者たちが順番に焼香した。最後には鶴詠会の「重忠公和讃」と、旭扇会の「重忠節踊り」が奉納され、参列者全員で重忠をしのんだ。
同協会の佐々木会長は「長い月日が経っても参列してもらえるのは、重忠の遺訓が大きいからこそ。これからも慰霊祭をずっと続けていけたら」と話していた。
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