帷子川の旧河川を活用した「帷子川緑道」の一部区間がこのほど完成。4月19日、下田康晴区長や自治会関係者らが出席し開園式が行われた。今回整備された緑道は全1・1Kmの計画の一部。2028年度までにすべての完成を目指し、順次整備される計画だ。
帷子川は若葉台を源に区内を東へ流れ、横浜港へ注ぐ延長約17Kmの二級河川。かつては台風による浸水被害なども発生しており、新河川を整備するなど、治水対策が行われてきた。
今回緑道として整備されたのは、2010年度に新河川に流れが変わった後、廃川処理された旧河川の一部「今宿橋〜新今宿橋」区間(今宿西町1962付近)。整備計画は2006年度から、行政と地域住民らで検討が重ねられてきた。完成した緑道は約140m。サクラ・シャクナゲ・ツツジなど、28種類の樹木が植えられた緑あふれる空間となった。
開園式典には、下田区長や渡邉知幸旭土木事務所所長ら行政関係者、地元選出議員、栗原郁夫今宿地区町内会自治会連合会会長ら地域住民が出席。あいさつに立った下田区長は「今年は令和への改元、旭区誕生50周年の年です」と話した上、「ますます発展する旭区の中でこのような緑道の完成は大変うれしく、皆様に心から感謝申し上げます」と思いを語った。
緑道は今年度、さらに上流側を整備。全体の完成は2028年度を目指している。
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