中学生の硬式野球リーグ「ポニーリーグ」の第43回関東連盟秋季大会の決勝戦が11月初旬に東京都内の江東スタジアム行われ、旭区からも多くの選手が所属する「横浜旭峰(きょくほう)ポニー」が優勝を果たした。
ポニーリーグは米国で誕生し、日本では1975年に組織化され日本ポニーベースボール協会が発足。一つの試合に選手全員が参加できることを理念に、現在、全国各地域に同協会の加盟リーグが活動している。
横浜旭峰ポニーは2009年に創立され、現在約50人の部員が在籍している。今回の関東大会は2年生が中心の新チームとして出場。関東連盟所属の約40チームが、9月からグループリーグの予選を行ってきた。決勝トーナメントには各グループの上位2チームが進出。同チームは決勝トーナメントで4戦を勝ち抜き、決勝戦で江東ライオンズ(東京都江東区)を7対6で下した。
共に横浜高校出身である同チームの安西健二総監督と齋藤一也監督は、同大会での試合を「普段から練習していることが結果に結び付いた」と振り返る。練習は毎日夕方から3時間行っており、「日ごろの練習量があるため体力的にも有利だった。選手たちにとっても『できる』という自信につながったと思う」と齋藤監督。同大会ではピッチャーの稲原湊登君が最優秀選手にも選ばれた。
春の関東大会やベイスターズカップなど今後も公式戦は多く予定されているが、同チームは来年5月から始まる「全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップ」を見据えている。安西総監督と齋藤監督は「中学硬式野球の日本一を決める大会。昨年は最終予選まで行ったので、次は勝ち上がれたら」と語った。
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