瀬谷駅南口では現在、商業店舗や区民文化センターなどを備えた再開発施設「ライブゲート瀬谷」の工事が進められている。竣工は2021年8月の予定。
再開発エリアは、相鉄線と環状4号線の隣接地。地下1階、地上10階建てのライブゲート瀬谷や駅前広場などが整備される予定だ。
再開発の目玉となるライブゲート瀬谷は、商業と文化芸術の拠点としての役割が期待される。1、2階にはイオン、コンビニや飲食店などの商業店舗、金融機関が出店。建物北側の3、4階には音楽多目的室やギャラリーを備えた瀬谷区民文化センター(あじさいプラザ)が、22年3月にオープンする予定だ。南側3〜10階には集合住宅「ライオンズ横濱瀬谷ステーションスクエア」が入る。
瀬谷駅と施設2階はペデストリアンデッキで直結。周辺の無電柱化工事も進められており、瀬谷駅南口第1地区市街地再開発組合の川口理事長は「景観が良くなり、よりスマートな街が出来上がります」と説明する。
長年の夢、現実に
再開発のスローガンは、瀬谷駅を「横浜市の魅力ある西の玄関口」にすること。市西部の拠点となるべく、南口と北口が一体となり発展させていく考え。さらに、旧上瀬谷通信施設では開発計画が進み、27年には国際園芸博覧会も計画されており、来訪者を受け入れる体制づくりも必要だ。
建設工事は昨夏に始まり、来夏の竣工に向けて今が折り返し地点。川口理事長は「長かった計画の中、世代交代した関係者もいます。日々造られる建物を見ると、夢がようやく実現するんだなと実感します」と感慨深げに語った。
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