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「森を守る」市民団体が活動 フクロウやホタルも生息

社会

掲載号:2021年5月27日号

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立ち枯れの木の伐採や、落枝を拾うメンバーたち(水村建設提供)
立ち枯れの木の伐採や、落枝を拾うメンバーたち(水村建設提供)

 旭区市沢町と保土ケ谷区仏向町にまたがる緑地「カーリットの森」の自然を守ろうと、市民団体「カーリットの森を守る市民の会」(中村雅雄代表)が毎月第2・4日曜日にハンズゴルフクラブ=保土ケ谷区=の一画で清掃活動を行っている。

 この森は、京浜工業地帯の生みの親で実業家・浅野総一郎氏が大正時代に建設した火薬製造工場「日本カーリット社」の跡地と、その周辺緑地を合わせた約60ヘクタール(東京ドーム13個分)の土地。同社の移転に伴い跡地開発計画が持ち上がった際、地域住民らが緑地保全を目指し立ち上がり、同団体を1997年に結成した。

 当初から中心となり活動してきた元小学校教員でスズメバチ研究家の中村代表は、「当時は鬱蒼とした森だったが、樹木を間引き風通しを良くしたことで明るい森になり眠っていた種が芽吹いてきた」と語る。今では、森の生態系ピラミッドの頂点に位置するフクロウや、きれいな水が流れる場所に見られるゲンジボタル、県の絶滅危惧種に指定される動植物を含む1千種近くの生息が確認されている。

区内企業も参加

 同団体は約70人の地域住民のほか、旭区内の企業である(株)水村建設(水村初男代表)=市沢町=も今年2月から参加。

 同社はSDGs(持続可能な開発目標)に貢献する企業として横浜市から認証「Y―SDGs」を受けており、環境負荷軽減のために活動する。清掃活動には代表自ら毎回参加し、清掃道具を置く物置小屋の補修を森にある資材を使って行うなど、専門知識を生かした取り組みも展開する。

 水村代表は「地元の環境活動にできる範囲だが携わりたい。今後も継続する」と話している。
 

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設置した巣箱で休むフクロウ(中村代表提供)

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