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旭区・瀬谷区 スポーツ

公開日:2022.06.02

旭高校
理科室でビームライフル

  • 10m先の的を狙う齋藤さん

 放課後の理科室に鳴り響く電子音──。旭高校では県内でも数少ないライフル射撃部が日々、練習に励んでいる。

 ライフル射撃は、ライフルやピストルを使用し、数十m離れた的を射止めるスポーツ。所持資格が必要な銃弾を放つ銃を使った競技や、弾の代わりにビームを照射する銃を使った競技がある。

 同校ではビームライフルを使用。理科室の後方にセンサーで光線を感知する的を設置し、10m離れたところから狙う。ライフルの重さは約5kg。試合では1シリーズ10発を6回繰り返し、45分間で合計60発を撃つ。1発ごとに的の中心からの距離に合わせて得点が付与され、合計点で勝敗を決める。

県5位で関東大会へ

 5月に行われた関東大会の予選会では、男子ビームライフルの個人種目に同校から7人が出場。3年生の齋藤僚太さんは5位の結果を残し、6位までに与えられる6月4日から開催の関東大会への切符を手にした。

 齋藤さんは競技未経験だったが、ライフル競技部を目指して同校に入学。数値で自身の成長を実感できることが競技の魅力と話し、関東大会出場を目標にしてきた。「結果が残せてうれしい。関東大会の直後には3年生最後の全国大会予選もあるので、頑張りたい」と意気込んだ。

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