旭区・瀬谷区 社会
公開日:2022.07.07
キーパーソン
左近山団地在住 48歳 沼田 晋一郎さん
――どうして自治会の会長になろうと思ったのですか?
「母は地域活動をしており、そのおかげもあって地域の方がみんなで私を育てくれたと感じています。だからこそ自治会の仕事をやるのは当たり前と思っていました。会長にこんなに早くなるとを思っていませんでしたが、第二の母ともいえる前会長からの誘いがあって決心しました。左近山育ちだからこそ、子どもの頃に暮らしていて思っていたことなどを先輩方と話し合っています」
――左近山で一番若い会長として意気込みを教えてください。
「先輩世代と大学生など後輩世代の橋渡し役になりたいですね。今までの良き左近山を継承し、これからの左近山を模索したい。それぞれの世代に住み良い環境を整えていきたい。大学生の関わりも増えてきたので地域と連携させたい。自分が子どもの頃のような環境を今の子どもたちに提供して大人と交流をさせたい。たくさん挑戦したいことがあります。多様な人が居て、住人個々に活動力があり、それを生かそうとする人も集まってきている。そんな魅力のある地域です。多数の活動がされているので、点を線にする横のつながりを強化して、線を増やして面にしたいですね」
――地域の皆さんに伝えたいことはありますか
「50年以上の歴史を持つ左近山団地。人口減少、少子高齢化など課題はありますが、それは日本全体の課題であり左近山に限らない。まずは左近山での暮らしを楽んでもらえれば。団地、左近山ならではの良さに気づいてほしいですね。自治会は諸先輩方からの財産です。しっかりと継続させて自治会にしか出来ない事を自分が先頭に立って地域の方々を牽引したいと思っています」
プロフィール…左近山連合自治会の中で最年少の会長。左近山団地育ちで、大学入学時に一度は離れるが、「自分が育った環境で子育てをしたい」と結婚を機に再び左近山へ。2018年4月に左近山団地1街区自治会の会長に就任して以来、会社に勤めながら、地域を盛り上げようと日々奮闘している。妻と娘と息子と4人暮らし。趣味は「左近山」と答えるほど地元愛に満ちる。
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