旭区・瀬谷区 文化
公開日:2022.09.22
プロが店内で豆を焙煎
左近山コミュニティ喫茶
コミュニティカフェに広がる香ばしくほろ苦い香り--。左近山ショッピングセンターの「ほっとさこんやま」では月に1、2度、長年喫茶店を営んできた"プロ"によるコーヒー豆の焙煎が行われている。
焙煎を任されるのは、同団地に住む吉村壽明さん(73)。20代の頃からコーヒー専門店に務め、1995年からは県運営の神奈川自治会館(中区)で「濱珈琲」を営み、時には県知事に焼いた豆を届けていたという。
しかし、数年前に県の方針が変わり、店は閉店。使用していた大きな焙煎機を家に持ち帰るわけにもいかず、「どうしようか」と思っていたころ、ほっとさこんやまがオープン。「ボランティアを募集していたので、自分のためだけに焙煎機を使うのもね。地域の人に貢献できると思ったから手をあげました」と振り返る。
以来、ほっとさこんやまでは濱珈琲の取引先で生豆を購入。店内で焙煎したこだわりのコーヒーを安価に提供している。
吉村さんは「季節や焼く時間がほんの少し違うだけで香りや味が変わってしまうため、丁寧に焼いています。これからも、誰でも飲みやすく、"何倍でも飲みたい"と言ってもらえるコーヒーを提供できるよう頑張りたい」と語った。
焙煎は不定期に実施。部屋中を包み込むコーヒーの香りを楽しみに訪れてみては。
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