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旭区・瀬谷区 意見広告

公開日:2023.02.23

意見広告
こども家庭庁の設置と初等教育
横浜市会議員 佐藤 茂

こども家庭庁設置の意義

 本年4月1日にこども家庭庁設置法が施行されます。これまで文部科学省、厚生労働省、内閣府、警察庁等が所管していた縦割り行政の事務を集約し、子どもの健やかな成長及び子どものある家庭における子育てに対する支援、並びにこどもの権利利益の擁護に関する事務を一元的に行うことを目的として設置されます。この設置法によって、幼稚園、保育所、認定こども園の教育・保育内容の基準を文部科学省と協議して策定できるようになります。

幼児教育と初等教育

 少し難しい話になりますが、人類はある学術的に大きく分けると、ネグロイド、コーカソイド、モンゴロイドという三つの人種に分けられ、私たち日本人はモンゴロイドに属します。三つの人種のうちモンゴロイドの脳の発達は緩やかで、20歳中ごろまで成長すると言われています。この脳の発達は人との接触やいわゆるコミュニケーションの多寡、知的好奇心の喚起により大きく違ってくるそうです。乳幼児教育・初等教育では、教育システムより、個々の教育者の育成が重要ではないかと考えています。左脳の発達より右脳の発達が先行すると言われている日本人の場合、教育者との感性や情緒的な繋がりが脳の発達に大切で、子どもの将来に大きく関わっていきます。そこで私は、教育に携わる人、特に初等教育に携わる教師の方々に、教育スキルの向上より、まず子どもの感性に刺激を与えられる教師の育成に力を注ぐべきではないかと考えています。

アイ・カレッジの活用

 幸いにも、横浜市には、新規採用の教員希望者に、よこはま教師塾「アイ・カレッジ」という取り組みを行っています。ここでは「人」や「未来」との繋がりを重視した教育内容に基づき、学びを段階的に積み重ねています。

 私は教育技術の習得や教育システムの理解のためだけではなく、心の豊かな『先生』達によって、これからの横浜、日本を背負っていく子ども達のための教育者に成長して欲しいとの思いで、アイ・カレッジを積極的に応援していきます。

佐藤茂事務所

横浜市旭区鶴ヶ峰本町1-1-6 第2吉原ビル2階

TEL:045-954-0001

http://www.sato-shige.jp/

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