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旭区・瀬谷区 文化

公開日:2023.06.15

さちが丘野中登さん
ソフト終身審判員に
長年の活動認められ

  • 称号を受賞した野中さん

 横浜市ソフトボール協会(庄司勉理事長)はこのほど、旭区スポーツ協会の野中登さん(76・さちが丘在住)に「終身審判員」の称号を授与した。今回の受賞について野中さんは「審判として最高の賞だと思っているので嬉しい」と喜んだ。

 終身審判員は、公認審判員として審判活動に永年尽力し、その功績が顕著である人に授与されるもの。今回市内では3人が受賞した。旭区では過去に鈴木清蔵さん、田邉昭一さんが受賞しており、野中さんが3人目。

 野中さんは、県内の大会の審判員を担当できる第3種審判員の資格を1979年に取得し、審判員としてのキャリアをスタート。その後、全国大会も担当できる第1種審判員の資格も取得し、これまでに「全日本レディース大会」や「都市間交流スポーツ大会」などの審判を務めてきた。区内では柏町グラウンドなどでの試合の審判も担当。現在まで40年以上審判員を続けている。

 今年も既に9試合の審判を担当したという野中さん。まだまだ現役だが「年を取ってくると体力的に厳しい」と本音を漏らした。

 横浜市ソフトボール協会には6月6日現在、396人の公認審判員が所属している。しかしその人数は減ってきており、野中さんによると「旭区では2019年には37人だったのが2022年には25人にまで減っている」とのこと。また、審判の高齢化も進んでおり「若い人を取り込んでいきたい」と今後の展望を語った。

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