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旭区・瀬谷区 社会

公開日:2023.09.07

旭火災予防協会
「日頃から防災の意識を」
西山新会長 インタビュー

  • 新会長に就任した西山さん

 区内の企業が加入し、防災意識向上への活動を行う旭火災予防協会。今年4月、同協会の新会長に西山宏二郎さん(56)が就任した。西山会長は今回の就任に際し、「1件でも火災を減らすために、防火防災への意識向上に努めたい」と意気込んだ。

 旭火災予防協会は、日頃から加入企業の代表が参加する防災研修会を開催。火の始末、消防設備の点検、火災の初期対応などの講習を行い、各企業での取組につなげている。また、防災設備への理解を深めるために、普段は見られないランドマークタワーの免震装置の見学も行ったり、 地域でのイベントに携わって防災グッズの配布も行っている。

 「普段から企業単位で災害への備えをすることで、個人だけでなく組織として強固に防災に取り組んでほしい」と西山さん。

 これから乾燥した時期に入り、火災も発生しやすくなる。8月28日には若葉台で高齢者が1人亡くなる火災も発生した。「高齢化が進み、高齢者の単身世帯も増えてきている。普段からの顔見知りの関係を作り、互助できるようにしなくてはならない」と危機感を募らせた。

 また、「震災はいつ起きるか予想できない。区民全体で災害の予防や適切な初期対応をするためにも、これからも普段の講習など平時からの備えを大事にしていきたい」と今後を見据えた。

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