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旭区・瀬谷区 トップニュース社会

公開日:2023.11.09

2023年火災発生状況
市・区ともに前年増
住宅火災は「こんろ」が最多

 本日11月9日(木)から15日(水)まで全国一斉に「秋の火災予防運動」が始まる。2023年の横浜市の火災発生件数は9月末時点で、昨年同時期に比べ90件増、旭区でも8件増となっている。

 横浜市の火災発生件数は556件で、うち210件が住宅火災。放火による自殺を除き、12人が死亡。7人が住宅用火災警報器未設置(設置不明含む)の世帯で死亡した。また9人が65歳以上の高齢者だった。出火原因は「放火(疑いを含む)」「たばこ」「こんろ」「電気機器」の順で、住宅火災では「こんろ」が最多。

 旭区内は33件のうち建物火災が20件で、出火原因の多くは依然「調査中」とのこと。

 若葉台団地では8月と10月に火災が発生しており、不安を抱えている住民も多い。延焼や被害防止のため有効とされる住宅用火災警報器は、2011年に設置が義務付けられており、旭消防でも設置を呼び掛けている。

 旭消防によると23年5月時点の法令設置率は83・5%、横浜市火災予防条例における設置率は58・0%。警報器は家電量販店で購入が可能。交換目安は10年で、警報器の設置や動作確認は、旭消防が無作為に訪問し、設置を促していたが、コロナ禍で中止に。22年度ようやく再開した。警報器の電池切れや動作確認は、ボタン一つでできるが天井に設置されるなど手が届かない高齢者も多く、「ぜひ相談を」と呼びかけている。

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