旭区・瀬谷区 社会
公開日:2023.11.09
救急車両の通行を確保
地元要望で路線拡幅
今宿神明社や今宿連合会館がある今宿西町で、幅員4m未満の狭あい道路・約350m区間の拡幅工事が完了した。
工事は、横浜市が条例で指定した「整備促進路線」で、地元の要望を受けて拡幅整備を行う「路線型整備」として行われた。旭区内では9例目。市内では2019年以来となる。
整備された路線は、地元から「通学路が狭い」「緊急車両の通行を確保したい」などの要望があった路線(800m)のうちの約350m(道路両側で700m)区間。工事が完了したのは地権者などから了解を得た約270m。市が地域の代表者らと一緒に地元に拡幅内容を説明し、了解を得た場所を整備した。整備内容は、側溝など道路と一体となっていない箇所を路面と一体に舗装し直し、4mの幅員を確保するというもの。
同地区では今回の整備エリアからさらに西側の約250mを測量し、舗装。最終的には整備エリアから東側(今宿小・中学校近く)まで約800mの区間を整備する予定。地元の代表者の一人、長谷川惇さんは「大型の消防車などが入らないと不安。できるだけ早く『一気通貫』できれば」と期待を込めた。
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