旭区・瀬谷区 社会
公開日:2023.11.23
さち小見守り隊
活動で地域に恩返しを
さちが丘小学校の55周年「感謝集会」に招待された、さちが丘地区連合自治会(木下治郎会長)の老人会「亀生会」。
亀生会は「さち小見守り隊」として、下校時に児童の見守り活動を実施している。この日は児童から活動に対する感謝の気持ちを受け取った。
亀生会が見守り活動を始めたのは約7年前。「地域に恩返しがしたい」との思いで、学校からの依頼ではなく自主的に始まった。
活動に参加している安部富男さん(82)によると「最初のうちは、知らない人だからということで、不審者扱いされて声をかけてもらえなかった」という。
活動を続けていくうちに、学校公認の活動になり、児童らにも認知されるようになった。安部さんは「今では子どもたちと色々な日常会話も交わすようになった。卒業生の子も覚えていてくれて、声をかけてくれる」と頬を緩ませる。
同会の温清太郎さん(80)は、区の警察や小学校が参加する、「スクールゾーン見直し協議会」にも参加し、通学路についての提案を行っている。「毎日見守りをしているからこそ、危険な箇所がわかる。積極的に改善を求めていきたい」と温さんは話す。
活動の甲斐もあって見守り中の事故は1回も起こっていない。安部さんは「年齢的に体がきついが、これからも活動を続けたい」と語った。
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