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旭区・瀬谷区 社会

公開日:2023.12.07

防犯
「特殊詐欺は電話から」
対策機器で犯罪抑止を

  • 貸与している機器

 特殊詐欺の被害が依然として多い状況が続いている。パソコンやスマホなどに「未払いの料金がある」との文言ともに電話番号が表示され、電話すると「コンビニで電子マネーカードを購入してください」と言われる、架空料金請求詐欺が今年は増えているとのこと。40代の若い世代も被害に遭うケースもあるという。

 電話が詐欺の入口になっている現状を踏まえ、旭警察署では、電話を録音し詐欺の犯人とのやり取りを記録できる「防犯対策電話録音機」を無料で貸与している。

 生活安全課の担当者は「知らない番号からの電話に出ない、留守電の設定をするなどの対策に加え、機器も活用して被害に遭わないようにしてほしい」と呼びかける。

 貸与の申し込みは旭警察署生活安全課【電話】045・361・0110(平日午前9時から午後4時まで受付)。

空き家窃盗が急増

 区内では、空き家への空き巣被害も急増している。同課によると、今年1月から11月29日までの期間に、区内で確認された空き巣被害は18件。前年比で11件増えているが、被害に遭ったのは多くが空き家だという。家の中にある骨董品などが盗まれるケースが多いとのこと。

 空き家が発生する背景として、子どもが家を巣立ち、自らも別の場所で生活しているものの、家を手放さずに放置してしまうことが挙げられる。

 同課担当者は「誰も住んでいないと、周辺の住民が気にかけなくなり、空き巣の温床になってしまう。町全体が防犯意識を持つことで、被害を防いでほしい」と話した。

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