小さな声を、聴く力 声を、カタチに! ―ネットワーク力で、国の動きを後押し― 市政報告 65 帯状疱疹ワクチンの定期接種化へ 横浜市会議員 久保かずひろ
高齢者の健康を脅かす病気の一つに帯状疱疹があります。発症率は50歳代から上昇し、80歳までに3人に1人がかかると言われています。特徴的な症状としては、後遺症が日常生活に支障を来すほどの強い痛みとして残る場合があります。
●ワクチン接種は高価
実は帯状疱疹はワクチンで予防できる病気です。予防にはワクチンが有効ですが、2回接種で合計約4万円と高価です。これまで全国各地の議会では、公明党が議論をリードし、各地では独自の一部助成が導入され負担軽減が図られました。国においても我が党は定期接種化に向けた議論を展開してきました。
●議会論戦で推進
一方、公明党横浜市会議員団も、こうした動きと連携して繰り返し「接種費用の助成」と「国への定期接種化の働きかけ」を市に求めてきました(下記年表参照)。
私はいち早く令和4年5月20日の一般質問で、帯状疱疹ワクチンを取り上げ、山中市長に「公費助成を含め帯状疱疹ワクチンの公的な接種の推進について検討すべき」と訴えると共に、「同ワクチンの公的接種の推進を要望」していました。
●国が定期接種化へ
この度、厚労省の専門家会議でワクチン接種の有効性や安全性が確認され、定期接種化の方針が示され定期接種に位置付ける場合、対象年齢を65歳とする案が示されました。今後、対象年齢や開始時期などを検討した上で正式決定されます。
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