旭美術協会(井口由多可会長)が主催する「第31回旭美展」が、旭区民文化センターサンハートで10月29日から11月3日まで行われた。100点以上の応募作品の中から、海老名市在住の成瀬弘子さん(82)の「はやぶさ」が最高賞である旭美術協会賞に選ばれた。
成瀬さんによると、元の作品は5年ほど前に、制作。当時ははやぶさが話題で、「子どもたちに夢を与えるような絵を描きたい」という思いからテーマに選んだ。「図書館に通ったり、科学雑誌を参考にした」と成瀬さんは話す。その後手直しを経て今回の応募に至った。
同作品について井口会長は「宇宙の絵が珍しいという点や、空間の表現が素晴らしいという点などが評価され、満場一致の選出となった」と振り返る。成瀬さんは「これからも絵を描き続けたい」と意気込む。
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