タイサンボク 文:清水道夫(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同) 瀬谷の生き物だより185
細谷戸の県営住宅地内を散策すると、あちこちにタイサンボク(泰山木)が植えられているのを目にする。
本種は、北米南部原産モクレン科の常緑高木で、10〜20mの大木になる。明治初期に渡来し、寺社等の境内、公園樹、街路樹等として広く植栽されている。
葉は長さ15〜20cmの長楕円形で表面は光沢のある濃緑色、裏面は褐色の毛が密生して緑褐色に見える。5〜6月、クリーム色の萼3枚と花弁6枚で直径15〜20cmになる日本の花木では最大級の盃状の形をした花を枝先に咲かせる。
花には香りがあり、その芳香を利用した「マグノリア」という香水もあるとのことだが、残念ながら高木の為近くで香りを嗅ぐことが難しい。樹名は花や葉が大きく堂々としていることを讃えて付けられたとのこと。
タイサンボクは区内でも公園などところどころに植えられており、クリーム色の大きな花が緑の樹冠に浮く様に咲いている姿は美しい。光沢のある葉と裏の緑褐色は意外と目に付きやすいので、この時期辺りの樹木を注意して見てみよう。
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