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旭区・瀬谷区 文化

公開日:2025.06.26

七夕灯篭祭り
900基が街を彩る
7月5日、6日に三ツ境で

  • 幻想的な雰囲気を楽しめる※写真は過去の様子

  • 展示されるキリコ

 瀬谷区の夏の風物詩「七夕灯篭祭り」が今年も7月5日(土)と6日(日)、三ツ境駅南口から長屋門公園周辺で開かれる。今年は昨年に引き続き、震災で被害を受けた石川県能登地方の「キリコ祭り」を支援。支援の協力を呼びかけるとともに、能登で実際に使われている灯籠(キリコ)が6月27日(金)から三ツ境駅前商店街沿いにある杉本ビルで展示される。

 連合自治会や地区社協、商店街、地域ケアプラザなどが実行委員会に参画している七夕灯篭祭り。今年も駅南口から長屋門公園までの通り沿いに、地域住民らが手作りした灯篭が並ぶほか、近隣の阿久和向原第二公園では原中学校美術部がレイアウトを考案した灯篭が展示される予定で、その合計は約900基に及ぶ。点灯時間は両日とも午後6時30分〜9時。

 5日の午後5時45分から6時30分にかけて、南口の光陽館前でオープニング点灯式が行われ、横浜隼人高校の和太鼓部が演舞を披露する(雨天時は演奏中止)。また、両日とも7時から長屋門公園でコンサートを実施。スチールパン・ピアノ・パーカッションの「オカピトリオ」(5日)、マリンバ・パーカッションの「TuK(ツク)─PaK(パク)」(6日)が出演する。

 5日の午前10時から午後1時まで、長屋門公園で「第16回さとまつり」も。津軽三味線や中国伝統芸能「変面」を楽しめるほか、福祉施設や地域団体が模擬店を出す。

能登の伝統支援

 実行委員会では毎年寄せられてきた支援金を、各地で発生した災害からの復興のために寄付してきた。昨年は、能登地方の各地で開かれ、巨大な灯籠が練り歩く「キリコ祭り」を支援。同祭りの先駆けとなる「あばれ祭」に寄付し、11月には現地の神社奉賛会から感謝状が贈られていた。

 実行委員会では今年もキリコ祭りを支援する。また、あばれ祭で担がれる高さ140cmのキリコやポスターが27日から7月中旬まで杉本ビルに展示され、ガラス越しに観ることができる。展示期間中は商店街の「そば処 角よし」に復興支援の募金箱が設置される。

 問い合わせは長屋門公園【電話】045・364・7072。

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