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旭区・瀬谷区 社会

公開日:2025.11.17

横浜市瀬谷区の環境調査会社オオスミ
ゲーム形式でゴミ拾い
プラスチックを楽しく学ぶ

  • 色ごとに分別されたマイクロプラスチック

 環境を調査・測定・分析する(株)オオスミ(大角武志代表取締役/瀬谷区五貫目町)が、このほど平塚市内の海岸でごみ拾いをゲーム形式にしたイベント「プラスチック・ゲームス」を初開催した。

 同社はこれまで環境活動の一環としてビーチクリーン活動などを行ってきた。今回はその要素を独立させ、エンタメ性を加えた新たな試みとして、大角代表が「子どもから大人まで楽しむことができる環境イベントを」と企画したという。

 25人の参加者はチームごとに海岸を歩き、マイクロプラスチックごみなどを収集。量や種類のほか、「見た目の美しさ」や「ユニークさ」など、審査員の主観による評価も取り入れられ、古い飲料ボトルや珍しい形状のごみが高評価を得るなど、競い合いながら楽しめる内容となった。参加者からは「楽しく学べた」、「小さいゴミも散乱していることを知ることができた」といった声が寄せられた。

 清掃にとどまらず、身近な海洋ごみ問題を体感し、環境への関心を高めてもらうことも目的の一つ。担当者は次回について、「集めたプラスチックの分析をしつつ理解を促すといったプログラムを行いたい」と展望を話した。

 同社は今後も地域と連携しつつ、さまざまな地域でイベントを開催していきたいとしている。

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