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公開日:2026.01.22
瀬谷バス専用道線
30年代前半の導入目指す
市が事業説明会
相鉄線瀬谷駅周辺から旧上瀬谷通信施設を結ぶ新しい交通「瀬谷バス専用道線」の整備事業説明会が、1月16日と17日に瀬谷公会堂で開かれ、2日間で約300人が訪れるなど新交通に対する関心の高さを窺わせた。供用開始は2030年代前半の見通し。
駅周辺から跡地へ
説明会の資料によると、専用道線の延長は地下と地表を合わせて約2・7Km。瀬谷駅近くに設けられる「瀬谷側ターミナル」から、環状4号線の地下に設けるトンネルを経て、跡地の地上に整備する「上瀬谷側ターミナル」を結ぶ計画だ。
瀬谷側ターミナルは、28年度に移転予定の瀬谷中学校敷地を活用して整備される予定。地下1階にバスの乗降場が設けられる。地上階は駅前広場(滞留空間)で、相鉄線瀬谷駅とのスムーズな乗り換えを目指す。
上瀬谷側ターミナルは、環状4号線沿いの上瀬谷小学校東側交差点付近の地上部に整備。跡地北側からの路線バスの乗降場所も併設される。
地下のシールドトンネルは既設の雨水・汚水幹線を避けながら、約1・7Kmにわたり2本設けられる。最大深度は約35mで、おおむね10階建てビルに相当する。
バスは連節型。最大3台が隊列走行することで、運行に必要な人員を減らす。将来的には自動運転の導入も視野に入れているという。
横浜市によると、事業計画の背景には、市内西部における南北方向の交通ネットワークがぜい弱な点がある。特に上瀬谷周辺は公共交通がカバーされていない"空白地域"で、交通インフラの充実が課題となっていた。また、跡地では30年代前半に開業予定の大型テーマパークを始めとして、物流施設や大型公園などの街づくりが進められていることから、増加する来街者に対応する目的もあるという。
要望・意見相次ぐ
17日の説明会では、来場者から質問が寄せられた。安全性に関する内容が多く、道路の陥没事故が全国各地で発生していることから、トンネル工事中の安全対策や、運行開始後の徹底した維持管理を求める声が相次ぎ、市は陥没事例を踏まえて事故防止に努めるなどと回答した。
車いすの利用者からは、自動運転が導入された際の乗降方法を懸念する声があり、市は「スムーズに乗り降りできるようバリアフリーを目指したい」とした。また、「専用道線は地下で、途中の停車駅も無く、周辺に暮らしている交通弱者の支援にならないのでは」「多額の税金が使われるにも関わらず、運行時の想定利用者数などが出ていない。どれだけの人が利用するのか」などと、事業の目的や効果を疑問視する声も多く上がった。
市では今後、都市計画手続きを経て、瀬谷中学校の移転後から新交通の工事を行う方針。供用開始の目標は30年代前半としている。
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